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ナンテナガイミチノリ - _はunderbarと読む Part3 -

ナンテナガイ、ナンテツライ、ソシテ、ナンテタノシイ

BRM924泉佐野600はDNFだよ 顛末編その2

ブルベレポート

続きです

 

思い出深い?

雨が小康状態だったので御坊市内でこんな写真を撮りました。

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BRM429泉佐野400のときに仮眠をとった紀州鉄道西御坊駅です。昼間あらためて見ると倉庫と見間違えそうなたたずまいですね。写真には写ってませんが列車が出た直後でした。つまりもう少し早く着いたらもっといい写真が撮れたのにという。

 

 

ようやくPC1

御坊から田辺までは地方都市間を結ぶ道路なんですが、交通量も結構多く海岸線のアップダウンと相まって地味に足に来る道。小康状態だった雨がまた少しずつきつくなってきます。南高梅の名所であるみなべ町を走っているときに梅屋さんで見つけたスパイダーマン等身大フィギュアがいたのですが、もしかして梅の「スッパイ」ダーマンという遠回しなギャグだったのでしょうかね。

ペースの上がらないのをいいことにそんなアホなことを考えてる間にPC1のローソン田辺元町中之谷店に到着。14時6分到着。貯金は50分。

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雨の影響が出ていますね。自分の予想より30分以上遅いです。この時点でほぼビリなんですがこれはいつものこと。焦ると自滅するので慌てません。

柿の種を久々に持ってきたのでさほどおなかはすいていない、飲み物とゼリーだけ補充してそそくさと出発しました。

 

パンク、土砂降り、そして挫折

白浜前後あたりの道で先の記事に書いたパンクを連続でやってしまいました。合羽の間から水がしみてきて、ビンディングシューズからは浸水して外も内もずぶ濡れ状態で座り込み、パンク修理するのは悲惨の一言。やらかした場所がまるで屋根のない場所だったのでなおさらでした。

何度目かのアップダウンを繰り返し、椿温泉を越えて(おそらくPC2迄で最後の)峠越えの長い登りに入ってきたところで降っている雨はついに最高潮に。前は見にくいわ服が水を吸い込んで重たくなってくるわでたまったものではなく、屋根付きバス停で着替えを兼ねて休息に入ります。

そこから見た雨の度合いがこちら。

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自動車も徐行してライトつけるレベルです。まだ時刻は明るいはずの時間。

着替えられるものは全部着替えて再スタート…なんですが悪視界と雨のせいでブレーキが利かないため平地や下りでもスピードを出すことができません。体力も心もかなり限界に来ているぼっち走行。

 

PC2でDNFを決意

ローソン串本町串本店に到着したのは日も暮れた18時49分でした。貯金は1時間6分。

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雨とパンクの割には結構頑張ったほうだとは思うのですが、すでに十数人レベルでDNFが出てるとのこと(有人チェックだったので情報を聞いた)と聞き、先着していた一人もDNFをこの耳で聞き、夕食のパスタ食べながら自分もどうしようかと考えます。

以下、脳内会話。

 

「ここでDNFしようよ。雨の中よく頑張った。大健闘だよ」

「でも天気予報見直したらこの先止んでくる予報だし、貯金1時間ならまだまだここから挽回できるよ」

「パンク修理したので予備のチューブがこころもとないんだよ。次に山奥でパンクしたらしゃれにならんし、ずぶ濡れなんだから風邪をこじらせたら大変だ」

「とりあえず勝浦か新宮までは行こうよ。休むにしてもあと50キロは頑張ろうよ」

「でも新宮まで行ってDNFしても宿の保証がない」

「ならいっそ串本(ここ)で泊まれよ。釣り宿も温泉もあるし」

「今回は天気と運が悪かったんだ。なんとなくだけどこれ以上頑張ると危険だ」

「SR?無理しなくていいよ。これだけ痛い目と経験を積んできたんだからきっと次回はいけるさ」

「そうか、そうだな。」

 

私のBRM924泉佐野600、ここで終わりました。

 

撤退のためにすること

宿を取り、部屋でずぶ濡れのジャージとレーパンと靴下を脱ぎ、備え付けの浴衣着てまずはコインランドリーへ。翌日の特急乗るのにこれしか着るものがないですから乾かさないといけません。

洗濯の間に温泉に入りに行き(硫黄泉だからにおいが強烈だった)体を温め汗を洗い流します。洗濯物の乾燥も終わらせて部屋に戻り、荷物整理してたらいつのまにか眠りこけてしまい、目が覚めたら夜中の2時。ここであらためて悔しさがこみ上げてきます。

何が行けなかったのか?自分の実力不足とリスク回避スキルの低さ?天気が全て?そもそもまだ600キロは時期尚早?自問したいところですがそのまままた眠りこけてしまいます。今度は朝までぐっすり。

セルフサービスだけどちゃんとついてきた朝食を摂り、JRのきっぷをe5489サービスでおさえて、荷物もパッキングして撤退準備完了。セルフドロップバッグはクロネコに電話して自宅に送り返してもらいました。

 

走ってきた道を電車で戻る

串本駅で嫁へのお土産を物色し、ちょいお高めの梅干しをチョイス。家でつまんだけど結構おいしい。

輪行袋に詰める前に記念?撮影。

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串本駅は本州最南端の駅ですね。

 

特急くろしお18号新大阪行き。

紀勢本線はほぼ国道42号線と併走するため、車窓から見えるのは昨日苦戦した道ばかり。天気も回復した道を見るのは悔しさを上乗せするだけなのであえて見ずふて寝を決め込み、白浜からはほぼ目が覚めずいつのまにか新大阪まで戻ってきた印象です。

 

自宅まで戻ってきたら嫁はねぎらいの言葉をかけてくれたもののやはり3回連続の600キロブルベ途中リタイヤという負い目があり、家にいても落ち着きません。洗車して注油だけして近所のスーパー銭湯へ逃げるように行きました。3時間ほどかけて再び自宅に戻ると晩ご飯のおかずは好きなカレーライス。気を遣わせたようですまないね嫁、心配しなくても元気だよ多分。

 

 

というわけで顛末記でした。次回の記事でどうしてDNFすることになったのか、回避する術はなかったのか、そもそもの原因はなんなのかなど、自分で掘り下げられる範囲での分析というか反省会をしてみようと思います。

 

次こそは!…って、もうブルベシーズンも終盤だよ。どうするの自分?