まさかの失敗、敗因は必然
先に書いてしまうと、峠道の多さ・夜間の低温・途中落車による右半身へのダメージというところでしょうか。
とにかく失敗は失敗、冷静に浮けとめてのレポートいきましょう。
スタートは順調だったんですよ
GW突入前(世間様はわかりませんが、私は9連休)の残業終わらせ、そのまま近江八幡へクルマを走らせての前日入り。ドリンクボトルを忘れたのに仕事中気づき、移動中のドンキで臨時で買ったのは900ミリペットボトルのポカリスエットとワンタッチ式の蓋。900ミリは一般的なボトルケージにぴったりはまると愛読書ロングライダースに書かれていたのを実践するハメになるとは。
コインパークに駐めて仮眠に入ったのが午前1時頃、起床は5時半ですから少し寝不足ですね。そそくさと用意してたら同じコインパークに同業者(笑)の姿もちらほらと。目配せと会釈でエールの送りあいです。
すぐ近くの児童公園でエントリーとブリーフィング開始。
このときの主催者の「夜は寒いから防寒を念入りに」を信じ、「普通にペダル回してればゴールできる、400キロにしてはイージーコース」と言うのを信じなければ…。結構な難易度だと思いますよこのコース。
スタート前に参加者と談笑しながら待ちます。ちなみに先述のボトルはこんな感じ。
さすがに専用にはかないませんが、走りながらでも飲めるので助かりました。
そしてスタート。琵琶湖大橋を越えるまでの約20キロは平地走行。さすがに琵琶湖畔はサイクリストが多いですね。
途中(地名ですよ)で汗ばんできたウインドブレーカを脱ぎ、花折峠付近の今回最高標高地点を通過するとPC1までは下り基調。スタート前からもよおしてたので途中(地名ではない)の公衆トイレでエネルギー解放した以外は順調なものでした。
そろそろこれが峠ブルベだというのに気づく
PC1のローソン朽木市場店へ到着。時刻は9時35分で貯金1時間7分。
貯金を少しでも重ねるために長居は不要。飲むヨーグルトだけ買って持ってた柿の種とともに流し込み再スタートです。
今回のブルベ、大小の差はあれ登坂路がいわゆる山道ではなく急激に登ってすぐ降りるのが繰り返される峠道ばかり。つまりルートラボの高低表を見ただけでは拾いきれない登坂が腐るほどあり、じわじわと足を削られていきます。獲得標高が低いから騙されますけど、まともな平地は国道27号線の若狭湾沿いと豊岡の市街地だけのわずかな距離という。
とにかく福井県入りし数少ない平地の国道27号線。飛ばしたいものの狭い路肩ギリギリにトラックが走って行く危なさに耐え、本式に空腹を覚える前に早めの昼食を摂ります。
時間に余裕があるわけでもないし、安くてカロリーもあってすぐに食べられるすき家の牛丼です。ブルベでコンビニめし以外を食べるのって久々な気がするですよ。
再スタート後しばらくして見つけた珍看板。
また来るニャン。
最近の天気予報はよく当たるね
小浜市→おおい町→高浜町とペースは上げられないものの走らせ、そろそろ舞鶴市に入るかな?というところで空からなんか冷たいものが。
見る見る間に空は暗雲が立ちこめ、ポツポツが一気に土砂降りに。そして雷が鳴り響く。前日に見た天気予報で若狭湾沿いのみ昼過ぎ頃からスポットで雷雨という表示を見てたのですが(周りはそんな表示なかった)これが見事に大当たり。荷物の軽量化とまさか降らないだろうと思ってたので合羽を持たずですのでずぶ濡れ。これはいかんと思い沿道の消防団らしき建物で雨宿り。
典型的な夕立ち予報なので30分ほど止まっていたら小雨に。再出発しましたが靴の中への浸水が地味につらい…。
艦これの世界
舞鶴市に入りPCではなくフォトコントロール。赤れんがパークの「護衛艦しらね主錨」とともに愛車を撮影というもの。
こんな感じで写真撮り、
少しだけ見て回ります。
艦船マニアや艦これのヘビープレイヤーにはたまらないところでしょうね舞鶴は。私は艦これは2年ほど遊んで卒業しましたが金剛ちゃんと愛宕ちゃんと子日ちゃんは俺の嫁(知らんがな)。
眠さと腐道、ブルベって鬼ですね
東舞鶴~西舞鶴間の峠を走り抜け、宮津方面へ走らせますがそろそろかなと予想してた敵が来ます。それは眠気。
この日のために用意してた新兵器「トメルミン」を飲んで無理矢理眠気を飛ばします。
強烈に効きますが、胃に負担がかなりかかるので自己責任で(このあと、豊岡~PC4までの区間で空腹時に飲んで吐いた)。
PC2の天橋立へ向けて走らせてた途中で見つけた珍標識。
指定されたルートは当然峠越えになる府道45号線のほう。府道ならぬ腐道でした。そもそも舞鶴~宮津に行くルートでなんで海沿いの国道178号線(アップダウンがさほどなく、道路もそこそこ走りやすい)じゃないんだと愚痴を言いたくもなります。
山沿いの集落を走り抜け、宮津市に入ってもうすぐ天橋立、そしてPC2です。
続きます。