ナンテナガイミチノリ - _はunderbarと読む Part3 -

ナンテナガイ、ナンテツライ、ソシテ、ナンテタノシイ

第15回Mt.富士ヒルクライムを走ってきたよ 当日編その2

続きです。

 

スタート前の

今はないホイールのことを考えても仕方ない、レースに集中せよ、いうことで最後尾に合流しスタート地点までを行進します。といっても移動中にできた隙間をすり抜けてそこそこ前に行きましたけどね。

しかし相変わらず霧がひどくて富士山どころか前方もしっかりと見えない。天気予報では下山時刻くらいから雨が降り出すということですので気分も少し沈みがち。昨年の轟天2号より重いムラサキ号、加えてホイールが決戦用じゃないところにこのコンディションで目標の2時間切りは叶うんだろうかと考えながらスタート待ちます。

f:id:underbar_shusai:20180624223649j:plain

スタート寸前に1枚撮影。今年は男女混合のスタートですので女性の参加者も目立ちます。その中にいた2人組の若い女性参加者、そのうちのおひとりになんか既視感が。

コンポがデュラエースの白いリドレーに乗っててベルギー国旗のデザインされたヘルメット、お姿ははっきり言って美人でスタイルが抜群、つい見てしまったけどジャージかがきつそうなレベルで胸が大きい。スタート前にこんなべっぴんのお嬢さん見られてちょっと嬉しいぞと思いながらも、既視感の正体を考えます。

 

白のリドレー・ヒルクライムに出る・胸が大きい…ぜったい見たことあるんだがまさかあの人…?もうひとりのお嬢さんとの会話からすると…間違いないのでは?でも間違えたら失礼だし恥ずかしい、でも確かめなければ、自分の心のしこりを残さないためにも。

 

そうしてるあいだにスタートします。スバルラインの料金所まではパレードランですがそこを過ぎるともう確かめるチャンスははい。意を決します。

 

「あの、もしかして林檎蜜紀さんですか?」

「はい、そうです。」

 

…やった。

 

心のしこりが取れた

林檎蜜紀さん。

twitter.com

超人気コスプレイヤー兼モデル、そしてヒルクライムにも出るロードバイク好きとしてこの界隈では超有名人。私がTwitter始めたときにそのお姿に一目惚れ、一度はお目にかかりたいと思いフォローして数回リプでのやりとりをしていたのですが念願叶いました。

ご挨拶の後に、心のしこりを取るためにしゃべりかけます。

 

 

「2年前、Twitter上で失礼極まりないリプをしてしまいました。申し訳ありませんでした」

 

 

詳細は書きませんが、かなり本人の仕事と尊厳を傷つけるレベルの失礼なリプをしたことがありまして、そのツイート自体はすぐに消して謝ったのですが、自分の中でなぜそんな心ないことを言ってしまったのかと心が曇ってしまう。このまましこりが残ったままでいいのか、蜜紀さんに申し訳ないし自分自身のためにもならないだろう、いつの日か直接謝ろうと思い2年が経ちました。

蜜紀さん自身はコミケやコスプレ系即売会、撮影会や各地のイベントにひっぱりだこで多忙な人ですが、裏を返せばどこかで逢えるかもと考えておりました。コミケはこちらの都合でここ数年参加してない、撮影会は自身がカメラを休業中ということで縁がなさそうというわけで富士ヒルならもしかしてワンチャンスあるのでは?と考えました。昨年は無理でしたが今年は…やりました。

蜜紀さん自身はそのことを覚えていらっしゃらないようでしたが(そりゃそうだ)、それでも気さくに許してくださり、背中を叩いて励ましの言葉までいただけるという神対応でした。心が晴れました。ファンでよかった。ありがとうございます。

 

でも今はレース中。スバルラインの料金所が見えてきたのでお別れ伝えてちぎりにかかります。

 

センサーを通り抜けると同時にサイコンのリセットをかけ、ここから本番。参ります。

 

スタートダッシュは万全だった

スバルラインは料金所を過ぎるといきなり斜度のきついところから始まるためいきなりつまることを昨年の参加で覚えていました。ただ、ここから1合目(3.4キロ地点)までは下山してくる集団も時間的に来ない道幅に余裕のある区間。傾斜の緩いライン取りをしてダッシュすればダメージを最小限にできてなおかつタイム短縮できる頑張り所。ほぼダンシングで登り、1合目通過です。

ここから第一関門までは斜度のきついところはあえてシッティング、ゆるくて前方に余裕のあるところのみダンシングでスピード上げていき、パワージェル入りのドリンクを少しずつ口にしてガス欠だけにはならないよう走ります。

2回目ともなると気も楽になってるのか自分でも面白いくらい足が回ります。遅いのには間違いないですがもうダメだという気はしませんでしたね。第一関門を通過し激坂でないものの平均斜度のそこそこ高い最初の足使い区間に入りました。

 

膝がシクシク・前はギュウギュウ

ただ、心配なのは昨夜から症状が出ている左膝の爆弾。昨年は山岳賞区間で見事に爆発しどうにもならなくて失速した痛みです。ペダリングを意識して綺麗にたもてば痛みもさほどなのですがダンシングでもがき気味に回すと少し痛みます。行けるところまで行って最後失速してもしかたないかと思っての走行でやっていきますが追い抜きかけて前に行くほど霧深いし自転車も多い。つまり前の集団に追いついてだんだんと追い抜きが困難になっていくというジレンマ状態に。第二関門を通過するころには下り側は先行組が下山してきてるし道は当然狭く、山岳賞区間が目の前まで来てますがこれ以上のスピードアップというか追い抜きは危険かもということで少しペース落とします。膝もシクシクと痛みが出てきてます。やはりサポーターでもしてくるべきだったなと。

山岳賞区間はサイコン目視で昨年より少し遅いかなというレベルで終わり(言い訳すると、自転車多すぎてもがいても追い抜きかけられないのですよ)、もう終盤。時間は1時間55分ほどですので2時間切りも絶望。それでも昨年のタイムは上回ろうというわけで最後の頑張りをかけます。

 

ああっ読者さまっ

落石と雪崩よけのシェードが見えてきた頃、前方にロングライダースジャージを着てた人に出会います。声をかけるとなんと拙ブログの読者様。ラスト頑張りましょうということでこちらもキツイのこらえてラストスパート…なんですがゴール地点を間違えて(シェードを過ぎてすぐがゴールだと勘違いした)照準セットしてしまいここで足を使い切ってしまいました。せっかくもがいたのに最後までもちません。ラストは惰性のようにゴール。霧も深くなってきたのでセンサーの音でゴールしたのがわかるくらいでした。

 

寒くて下山も命がけ

すでに雨も降ってきた中、ゴールして邪魔にならないところまでムラサキ号を惰性で走らせます。止まったところで見たタイムはこのとおり。

f:id:underbar_shusai:20180625003944j:plain

このサイコン、ストップウォッチの機能を持ってないのでゴールとは差が出ますがまあこんなもの。昨年のタイム(2時間12分5秒06)は更新できたと思いますがやはり不本意かも。

下山のために防寒着を取りに行きたいのですがその前に記念写真を居合わせた人に依頼します。

f:id:underbar_shusai:20180625004309j:plain

やはりゴール後はこのポーズ。しかし富士山がまったく見えません。

 

景色が見えないのでこれ以上の長居は寒いし邪魔だしで不要。防寒具を取りに行き(雨合羽にしてよかった)、今年は富士山めろんぱんも買わずに下山開始します。

 

続きます。

 

f:id:underbar_shusai:20180625005143j:plain

(荷物預け場で見つけた珍看板。設置者側の言いたいことはわかる)