ナンテナガイミチノリ - _はunderbarと読む Part3 -

ナンテナガイ、ナンテツライ、ソシテ、ナンテタノシイ

2019BRM427泉佐野400はDNFだよその1

朝からどうにもしっくりこない

りんくう公園のスタート地点、いつも駐めてるコインパークに到着したのが午前6時半。8時スタートですから7時半前には受付すませてブリーフィングに備えなければなりません。クルマからムラサキ号を降ろし、フロントホイールやバッグやライト類を順序よく取り付けていきさあ出発…してまずGPSを取付け忘れしてセットし直し、今度こそ大丈夫…と思ったらボトルをケージに入れ忘れる、極めつけはクルマのリモコンキーをどこかにやってしまいバッグやジャージ中をまさぐりまくってやっと見つけてようやく出発。スタート地点に到着したらブリーフィングどころか車検も終わってるまったりタイム。7時50分だったので遅刻ではないですが衣川氏(今回の開催者)に注意されてしまいました。さすがに自分のミスなので何も言えません。

 

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遅れ組だけのブリーフィングと、車検が終わりスタートしたのは8時回ったくらい。出だしになんだかんだとあったときは高確率トラブルが発生するので(覚えてるだけでも2回ほどある)今回も嫌な予感が。

そんなこと言ってもどうにもならないので出発します。和歌山県に入るまでは勝手知ったる道。雄の山峠にさしかかるころにはいつものぼっち走行ですよ。

 

パンク?どこに穴が?

紀の川を渡り、伊太祁曽神社を過ぎ、海南市に入りしばらく進むと国道424号線に合流。序盤の難所である黒沢牧場までの激坂にかかります。登坂前にフルジェル飲んでしっかりと力を蓄え遅いながらも着実に登っていきます。途中でパンクとおぼしき参加者2人を追い抜き、足に負担かけないようダンシングとシッティングを使い分ける基本のペダリングでクリア。大汗かきましたがここからは有田川町市街地まで一気下り。時間を食った分快速で向かいます。

 

下りの序盤、スピード乗ってきて気持ちよく下っていたときでした。突然プシュー、ガクガクという音とともにリヤホイールが滑り出します。アカン、パンクした。けど下りで急ブレーキかけたら横滑りして落車するので慎重にブレーキングして止まります。

脇に停車してまずは後タイヤに何か尖ったものでも刺さったのかをチェック。見た限り接地面には何も刺さってないのでタイヤは異常なし。チューブ外してそのまま空気入れたら抜けてしまうけどリム打ちで穴が開いたわけでもなさそう。時間ももったいないのでとりあえずチューブを新品に交換して空気入れ直して再スタート。

 

ところが1キロほど走ったところでまたもやパンク。同じ音がしたのでさっきと同じ原因(リム打ちでチューブ側にダメージではなくタイヤに穴が開いてそこからチューブが擦れてパンク)なのが確定したんですがタイヤのダメージ場所がわからない。さて困った。

手持ちの新品チューブはあと1本。その1本使っても最悪パッチを貼ればなんとかなるとはいえ根本的な原因を処置しないかぎり同じパンクを繰り返してしまう。ここは時間がかかるけどタイヤをホイールから完全に外し、目をこらしてチェックすることに。

 

まずは接地面とその裏側。石か何かを踏んだときの細かい傷はあるものの穴というレベルではないし手の指で撫でてもでこぼこはなし。ここではない。

続いてサイド面。サイドカットもないし欠けのようなものもなし。おかしい、原因が見つからない。いやそんなはずがない。チューブ見る限り同じ部分に穴が発生してるのは間違いないから絶対になにかあるはずだ。でもわからん。時は無情に過ぎていきます。

 

ん?チューブの同じ場所に穴?

 

そうか、チューブに穴が開く、ということはその穴がタイヤのどの部分に当たっていたかを見たらいい。穴の大まかな位置は…角度的にはバルブのほぼ180度反対側、穴を押さえてポンプで少し空気を入れてみます。さてその穴がタイヤの中に入ってる状態ではどこに位置するのかを頭の中で想像線を描きます。 

普通チューブのパンク穴ってのは膨らませたときの外周側、もしくはサイドに開くもの。ところが今回の穴はどちらのチューブも内周にほど近いところに開いている。これをタイヤのはまった状態で考えると、穴の位置が特定できました。

 

穴の位置答え:サイド面のビードとの境目。

 

タイヤのビード近くを見てみると、どうやってこんな位置に開くんだよという状態の小さな、そして致命的な穴が見つかりました。

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写真中央部、黒い一文字が穴です。

原因は特定できましたが位置が問題。タイヤの穴を応急処置するとき、定番なのがパークツールのタイヤブート。 

パークツール(ParkTool) タイヤブート 3枚入 TB-2

パークツール(ParkTool) タイヤブート 3枚入 TB-2

 

幸いにしてツールバッグの中に持っていましたが穴の位置が端っこすぎてうまく貼ることができない(穴を完全にカバーできるほどまわりの面積がない)。 それでもなんとかカバーできるかなと思えた貼り方をして最後の新品チューブ入れて膨らませます。

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白い部分が穴をふさいだところ。ブートが完全に貼れてないのを膨らんだチューブで押さえつけてるような感じです。剥がれたりしてずれたらアウトです。

 

この時点で参考借金は40分以上。PC1までに巻き返せるかどうにも微妙です。なるべく後輪に負担かけないよう、それでいて急ぎ気味にリスタート。確かふもと(有田川町市街地)まで下りきったところにコメリがあったはずだからうまくすればタイヤ補修材のたぐいが売ってるかもしれないと望みをかけます。

 

…5分後、急ぐ必要はなくなりました。3回目のパンクです。危惧してたとおりタイヤブートがずれて隙間からチューブが擦れた事によるバーストですよ。

 

原因究明はバッチリだったようで空気の漏れが見えました。しかしながらこれは手持ちのツールでは修理のしようがないし、乗れない以上ふもとまで押していって先述のコメリ、もしくは運良く見つけた自転車屋で修理できたとしてもリカバリーできるような時間にならない。そして有田川町を過ぎるとその先は新宮市までほぼ山の中。もしもの事があったら撤退もままならない。それなら…ということでここでDNFを決めました。やはり朝にバタつくとその先何かあると思ったんですよ。というかありすぎだ。

 

続きます。